15年ぶりに熱海に行った!変わった事、変わらない事
久々に熱海に遊びにいきました。昼間から飲み歩きしたいからわざわざ電車で。
学生の頃、青春18切符で東京から在来線で帰る時の思い出がよみがえります。
熱海駅はJR東海と東日本で管轄が変わる駅なので、ほとんどの電車が乗り換えになります。
地下道でホームを渡るのに意外と時間が短かったり、ずっと座っていたから足腰が固まっていてうまく移動できなかったり、荷物が多く大変だったり、熱海から旅行客がたくさん乗って来て、たいがいご老人で席をゆずるから熱海からは座れなかったりとか、いろいろな思い出がある。
ICカード改札口でNG「ブッブー!!」
久々に来た熱海駅は静岡方面(西側)から乗車してくるとICカードが使えなかった。
駅員さんのいる改札口で乗ってきた駅を申告するシステムだった。アナログだ。
ちなみに帰りの電車も熱海駅で通したICカードが、JR東海管内では使えないので、駅員さんのいる改札でICカードを渡して支払うシステム。
行きも帰りもキセルできそうでした。大人だからしないけど!!
駅前商店街はあいかわらず人だらけ 、海産物のお土産だらけ、温泉まんじゅうだらけ!!
熱海といえば、温泉と干物をはじめとした海産物、お饅頭など!!
駅前には大きな足湯ができていました。温泉まんじゅうや、干物を売る店でにぎわう商店街は相変わらずの人の多さでびっくりした!!
温泉まんじゅうをいくつか食べたが、季節物の、栗が入った温泉まんじゅうと、うす皮饅頭がおいしかった!
オレは栗が好きだ。特に甘い系
熱海で行列のできる対局ともいえる2店舗
海産物をメインにしたお店以外に、行列のできる有名店を見に行きました。
ラーメン屋の「わんたんや」と洋食店の「スコット」です。安くて旨い大衆的なラーメンと、上品で伝統を重んじた洋食といった感じ
駅からずっと海の方に、下ってくると渚町というすたれた(すみません)繁華街の中に熱海の両雄2店舗があります。
15年程前に伺った時は、両店ともにものすごい行列でした!真冬に2店舗に並んで食べた記憶があります。
若かったので、スコットで食べて、確かにうまいけど量がすくねぇと、すぐにわんたん屋に並んだ。
ここ最近「スコット」についてはすぐ入店できちゃいます。高いからね。メインのビーフシチューは3,000円くらいする。
ワンタン屋はあいかわらずのすごい行列。閉店迄つづくようです。店主が高齢の様だし、また近いうちに行きたい!
今回は、並ばず食べれるスコットに入店。むかしは量が足りなかったけど、今は上品で丁寧に、繊細につくられた洋食を堪能した!!
昔からの街並みとシャレオツな街並みが融合
熱海の宿泊者数は2011年の底からずっと回復傾向であるみたいです。
昔から、廃墟のようなホテルや、ビルが多くありましたが、相変わらず天井の低いお店でがんばっている所もあった。女子トイレは壊れていて使えませんなんて断り文句を入り口に張っている店もあった。
逆に、駐車場や更地になっている場所も多くみられたし、リノベーションされて店舗も多く若い客層や、女性をねらった店舗も多く見受けられた!!
饅頭はすぐたべられるけど、ひもの店の旨そうな魚もすぐたべたいし!!
そんな、リノベーションされたお店には、昼からちょい飲みできるスペースがあって、近所でかった干物を焼いてくれるサービスなんかもあったりした!!
おしゃれだったり、軽く飲めたり女性ウケが良ければSNSで、よいウワサが広まりそうだし、多くの店舗が知恵をしぼってがんばっている印象!!
海産物、温泉饅頭だけじゃない。ほかにも!
町をあるいていると、中華料理やラーメン屋が多い。10年前くらいに市役所前の中華料理屋で隣の席が梅宮辰夫だったこともある!
他には、プリンの店、白たくあんの看板が多かった!!
ちょろっと入った白たくあんの店では、少ししか購入していないのに、お茶でた!!
たくあんもうまかったが、ホスピタリティに感激した。たくあん試食してのど渇いているし、お茶も、きんつばもうれしかった!
変わったほうがいいけど、変わってなかったモノw
熱海の中心には糸川、初川という川が流れており、親水公園をくぐり熱海の海へと続いています。川の周りは綺麗に整備されていて散策するには気持ち良いところです。
日本の川に挟まれた熱海銀座には熱海七湯という温泉が湯けむりを上げていて、(ぬるいところもあるけど)散策するのに適した素敵な街です。
しかし、それぞれの川には、熱海2大ソープ「鎌倉御殿」と「ヤングレディ」がそびえたっています!!しかもの昼間から呼び込みのおじさん付きです!
いろんな法改正や条例で、風俗店がどんどんなくなっていますが熱海はブレない。熱海のこの2店舗はむかしから変わらないです。
むかしから不思議な光景だなと思っていましたが、海側の町がきれいになるにつれ、違和感がますます大きくなった。秘宝館といい、不思議な街だ。
昭和な雰囲気を強く残す熱海港~ロープウェイ乗り場
整備された海沿いにはクルーザーが停泊していてセレブな雰囲気。
きもちよく歩いていくと、熱海港のフェリー乗り場まですぐで、その先にはロープウェイ乗り場があります。
ロープウェイ乗り場前には、漁船名を冠した食堂が3件並んでいて、名前からして漁場から直行の新鮮な魚を味わえるのであろうと思われる。
朝9時頃からの営業していて、むかし、二日酔いで食べた干物定食がとても美味しく、思わず迎え酒をしてしまった記憶ががあります!
今回は昼過ぎにお邪魔して、はまぐりと、鰺のたたき、そして生ビールを注文。おばちゃんたちが愛想よく接客してくれます。
お店ははっきりいって狭い、汚いですが、昭和の雰囲気が、美味しい料理をさらに際立てているような感じがします。
熱海駅から海に出て、ロープウェイ乗り場前までは約2k!ゆっくり歩いても25分、散策しながら歩けばいろいろ楽しめてあっという間です。
レトロな街並みや、おしゃれな店先、活気ある街並み、さびしい裏路地など、熱海の町がみせる様々な表情が楽しかった!!
次回は温泉も入ってもっと細かく散策する。
ロープウェイ乗り場前の食堂